
この記事では、こんなお悩みを解決します。
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本記事の内容
※本記事は「OS:Windows10」「Excelのバージョン:Office2019」を使用しています。
それでは早速いってみましょう!
1.1つの入力規則を解除して入力できるようにする方法
エクセルで、いざ、データを入力しようと思ったら
「この値は、このセルに定義されているデータ入力規則の制限を満たしていません」
というエラーが表示され「入力できない~!」ってこと、たまにありますよね?
これ、他人から受け取ったエクセルにありがちだと思います。
こういうときの解決法を解説していきますね。
まずは、「りんご」と入力しようとしたけど、エラーが出てしまった画面です。
次からは、このエラーが発生しても対処できるように、解決方法をお伝えしていきます。
1-1.エラーが出たセルを選択する
まずは、入力できずにエラーが出てしまったセルを選択しましょう。
1-2.「データの入力規則」をクリック
次に、データタブのデータの入力規則をクリックしましょう。
これですね。
すると、データの入力規則ダイアログボックスが表示されます。
「元の値」の欄に、何だかややこしそうなのが入力されていますね。
1-3.「同じ入力規則が設定されたすべてのセルに変更を適用する」にチェック
次は、このダイアログボックスの「同じ入力規則が設定されたすべてのセルに変更を適用する」の部分にチェックを入れます。
お!勝手に選択範囲が広がりましたね。
この選択された範囲が「りんご」と入力しようしたセルと「同じ原因で入力できなかった部分」ということです。
ちなみに、選択した1つのセルのみを解除する場合は、チェックを入れないでください。
1-4.「すべてクリア」をクリック
最後にすべてクリアをクリックしてからOKボタンを押せば完了です。
これで、全て解除されましたので、あとはOKボタンを押しましょう。
このダイアログボックスを閉じた後、改めて入力してみると、
うまくいきましたね!
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2.全ての入力規則を解除して入力できるようにする方法
次は、シート内で入力できない部分を全て探し出し、エラーが出ないようにする方法です。
2-1.「検索と選択」の「データの入力規則」をクリック
ホームタブから、検索と選択→データの入力規則と進みます。
ここですね。
すると、入力規則が設定されているセルが自動的に選択されます。
すごい!ビックリ!
2-2.「データ」タブの「データの入力規則」をクリック
データタブにあるデータの入力規則のアイコンをクリックすると、こんなメッセージが表示されます。
OKをクリックしましょう。
2-3.「データの入力規則」ダイアログボックスを開き、OKボタンをクリック
OKボタンを押すと、「データの入力規則」ダイアログボックスが開くので、再度OKボタンをクリックします。
えいっ!
これで作業は終了です。最後に念のため確認しておきましょう。
無事に、データを入力できました!
3.入力規則のエラーを表示させずに入力する方法
次は、入力規則の設定は削除せずに残したまま、入力できるようにする方法です。
3-1.設定を変更するセルを選択する
1つのセルだけでよければ、そのセルを選択。
複数のセルを選択する場合は、コチラも参考にしてください。
3-2.「データの入力規則」ダイアログボックスで「エラーメッセージ」タブを選択
データタブからデータの入力規則をクリックし、ダイアログボックスの中のエラーメッセージタブを選択します。
なるほど。無効なデータを入力するとエラーメッセージが表示されるようになっていたんですね。
3-3.「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」のチェックを外す
今後は、エラーメッセージが出ないようにチェックを外します。
そして、OKボタンですね。
では、確認してみましょう!
見事、解決できました!
4.入力規則のエラー内容を変更して入力する方法①
次は、入力時にエラーメッセージは表示されるが、入力できるようにする方法です。
4-1.設定を変更するセルを選択する
1つのセルだけでよければ、そのセルを選択。
複数のセルを選択する場合は、コチラも参考にしてください。
4-2.「データの入力規則」ダイアログボックスで「エラーメッセージ」タブを選択
データタブからデータの入力規則をクリックし、ダイアログボックスの中のエラーメッセージタブを選択します。
ここまでは先程と同じですね。
4-3.エラーメッセージのスタイルを「注意」に変更する
デフォルトの状態では、停止となっていましたが、注意に変更してOKボタンです。
注意にすると、アイコンが変わりましたね。
では、試しに入力してみると…
「この値は、このセルに定義されているデータ入力規則の制限を満たしていません。続けますか?」と、注意のメッセージが表示されましたね。
「はい」を選択すると無事に入力できました。
よかった!
5.入力規則のエラー内容を変更して入力する方法②
それでは、最後の方法をお伝えします。
5-1.設定を変更するセルを選択する
1つのセルだけでよければ、そのセルを選択。
複数のセルを選択する場合は、コチラも参考にしてください。
5-2.「データの入力規則」ダイアログボックスで「エラーメッセージ」タブを選択
データタブからデータの入力規則をクリックし、ダイアログボックスの中のエラーメッセージタブを選択します。
ここまでは一緒。
5-3.エラーメッセージのスタイルを「情報」に変更する
デフォルトの状態では、停止となっていましたが、情報に変更してOKボタンです。
アイコンが穏やかな雰囲気になりましたね笑
では、文字を入力してみましょう。
今回は「この値は、このセルに定義されているデータ入力規則の制限を満たしていません。」しか表示されず、「続けますか?」という注意喚起はないですね。
というわけで、無事に入力できました。
ここまで、お疲れ様でした!
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実は、これはエクセルの入力規則(プルダウンメニューまたはドロップダウンメニュー)という機能を利用していることで起こります。
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